異色ギターイベント・レポート、そして

2010年11月15日に開催した異色ギターセッションイベント”Guitar Sweet Symphony”をレポートします!
「ギタリストが集結するギター主体のイベント」という主旨の下、素敵な出演者と共にたっぷりギターサウンドを浴びて楽しい夜を過ごしました。
この日は僕がホスト役となって、各ギタリスト一人ずつとそれぞれ有名曲をカバーしてセッションを繰り広げるという内容でした。

2010.11.15 “Guitar Sweet Symphony”

出演

曲目

  1. Voodoo Chile (Slight Return) / Jimi Hendrix
  2. Let’s Dance / David Bowie
  3. Brush With The Blues / Jeff Beck
  4. Led Boots / Jeff Beck
  5. Nightporter / Japan
  6. Forbidden Colours / 坂本龍一&David Sylvian
  7. She’s Lost Control / Joy Division
  8. 恋をとめないで / Complex
  9. Echoes and Whispers / cloudchair
  10. Ziggy Stardust / David Bowie

Guitar Sweet Symphony – Live Clips

トップバッターは僕の20年来のギター仲間、Tsuyoshi. O
「イベントの始まりに勢いをつけたいのでよろしく」とリクエストしておいたのですが、冒頭から予想を上回る飛ばしっぷり。
1曲目から弾きまくりギターバトルを展開してヒートアップしてしまいました。
続いてボーカルにテクマ!を迎えての”Let’s Dance”。
我ながら人選がバッチリはまって、これまた熱いセッションになりました。
Stevie Ray Vaughanばりのギターソロは正に適役!

3曲目から登場したのは、cloudchairのライブでも活躍してくれている青木裕
いきなりの無伴奏超高速ギターソロ!そこからなだれ込んだジェフ・ベックのカバー2曲での弾きっぷりは圧巻でした。
僕も対抗しようとして指がつりそうになったくらいです。
“Led Boots”はドラムのtetsuroさんもかねてから演奏してみたかった曲らしくて、これまた気合いが入ってました。
そしてさすがdownyのメンバー同士、ベースのまっちょこと仲俣和宏と裕くんとのコンビネーションは抜群でした。

石田幾多郎のDJタイムを挟んでの第2部は、僕&noah (101A)の2人によるしっとりとした演奏から。
僕はVariax, POD X3 Live, JM4 Looperと全てLine 6製の機材を使用してアコースティック&エレクトロニック・サウンドを鳴らし、更にそれをリアルタイムでループさせて得意の多重演奏をしました。
そのアンビエント・ギターに重なるnoahさんの歌声が本当に素晴らしく美しくて、僕は演奏しながら多幸感に包まれました。
Japanの”Nightporter”, 坂本龍一&David Sylvianの”Forbidden Colours”という選曲が我ながらバッチリはまっていたと思います。
ギターと歌だけのライブは数え切れない程やってきましたが、こういう形態での演奏では今までで最高の手応えを感じました。

ガラっと空気を変えて再びバンド編成になり、迎えたギタリストは永野良祐
Joy Divisionの”She’s Lost Control”をかなりヘヴィな音で演奏しました。
良祐くんの「全身で弾く」ような演奏と、その楽しさが溢れ出してくるような姿に、また熱くさせられました。
テクマ!さんのイアン・カーティスが憑衣したかのようなパフォーマンスも凄まじかったです。

そしてこの数日前に渋谷クアトロでワンマンライブを成功させたばかりのcruyff in the bed roomからサンノヘシゲカズを迎えて演奏したのは、なんとComplexの”恋をとめないで”!
他のギタリスト陣から「この選曲はずるい!」と言われてました。
今度は吉川晃司ばりの肩幅とジャケット姿とキックを披露してくれたテクマ!さんは水を得た魚のようでした。
シゲさんと僕とのツイン・リード&コーラスは楽しすぎて笑いをこらえるのに必死でした!

再びDJタイムを挟んだ後は、これまでに出演したギタリスト全員とリズム隊での8人編成で登場!
イベント企画者である僕の権限で、cloudchairの曲”Echoes and Whispers”を演奏させてもらいました!
これは演奏する度に毎回その場で展開させていく曲なのですが、ギター6本という特異な編成での演奏は予想以上に特別なものになりました。
静かな部分では今までで最も繊細で抽象的な空間になり、緩やかに重なっていく音の流れに身を任せながら至福のひとときを味わいました。
演奏がどんどん激しさを増して、6人のギタリストが同時にギターソロを弾き、それがやがてひとつにまとまっていく様は正にギター・シンフォニーでした!

最後にはフリルシャツ姿のテクマ!さん(この日は全4パターンの衣装で登場してくれました)も加わって9人編成に!
クライマックスに選んだ曲はDavid Bowieの”Ziggy Stardust”。
6人のギタリストがこの曲のリフをユニゾンで弾いた時の音圧と楽しさは凄まじかったです。
メンバー全員が交代でソロを演奏していった時には、David Bowieの曲とは思えないくらいの激しさでした!
演奏を終えた時には、他に例えようの無い清々しさを感じました。

ギタリストとギター好きによるギター三昧のこのイベントは、ギターの魅力が凝縮されまくった特別なものだったと自負してます!
こんな企画を実現させてくれた高円寺Highと、僕のアイデアに賛同してくれた出演者陣、このお祭りを笑顔で楽しんでくれた客席の皆さん、本当にありがとうございました!

この日の映像と音声を現在編集中です。
近々公開したいと思ってますので、お楽しみに!

ところで、このイベントは今回限りじゃ勿体ない内容だなぁと思っていたら。
なんと早くも第2回の開催が決定しました!
2011年1月9日(日) 高円寺 Highにて!

2011.1.9. (日)
“Guitar Sweet Symphony 2”

会場 : 高円寺High
開場/開演 : 17:30 / 18:00
前売/当日 : ¥2,500 / 2,800 (1ドリンク別)

チケットのメール予約

  • このライブのチケット予約をメールで受け付けております。
    下記メールフォームからorメールアドレス宛に予約メールを送信してください。
    メールフォーム : http://www.cloudchair.net/mail/
    メールアドレス : mail@cloudchair.net

    メールの件名に「1/9 チケット予約」、本文に「氏名・人数」を書いて上記メールアドレス宛に送信してください。
    料金のお支払いは当日会場受付にてお願いいたします。
    ご入場の際に、登録されたお名前を受付に伝えてください。

  • ご予約された方には確認の為返信メールを送らせていただきます。
    誠にお手数おかけいたしますが「@cloudchair.net」からのメールを受信出来るよう設定をお願いいたします。

Twitterでのチケット予約

  • Twitterでの予約も受け付けます。
    cloudchairのアカウントはcloudchairです。
    @cloudchair 1/9チケット予約」とツイートしていただくか、上記アカウント宛にダイレクトメッセージを送信してください。
  • ご予約していただいた方には、ダイレクトメッセージにて返信させていただきます。

お問い合わせ先

Koenji High
web : http://www.koenji-high.com/
mail : info@koenji-high.com
tel : 03-5378-0382
fax : 03-5378-0389
〒166-0003
東京都杉並区高円寺南4-30-1

Return to page top