ニッキー・シックス,イアン・ギッティンズ
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1987年、世界的な成功を収めスターダムへの道を駆け上がっていたモトリー・クルー。
華々しい活躍とは裏腹な、そして毒々しいイメージの数倍上を行く、どぎつい舞台裏のストーリー。
この本は、バンドを牽引していたニッキー・シックスが当時つけていた日記を基にしたものである。
あらゆる中毒症状が生々しく書き連ねられ、依存者の実態を浮き彫りにしていく。
毎日のように次々と起こるクレイジーな出来事。
しかしそれはあまりに破天荒で浮世離れしていて、ファンタジーのようにも思えてくる。
全体を通じて実際には相当に痛々しい話のはずだが、
当人の感じていた虚しさが表れているせいだろうか、重苦しさよりも妙な軽さがある。
そのおかげで割とサラッと読めるのだが、よく考えてみればこれもまた恐い話である。
しかしエンターテイメント作品としてまとめられているのは、流石ロックスターの仕事だと感じた。
時折挿まれる親類のエピソードがとても切ない。
豪華な装丁のおかげもあって、大人向けの絵本という印象を受けた。
この本が何処かの瀕死のジャンキーの命を救えるかどうかはわからないが、
どんな状況でも生き残り、自分を笑い飛ばしてきた著者のタフネスとユーモアは充分に楽しめると思う。
僕がMyspaceで出会えた素敵なアーティスト、
liquid weeldから2ndアルバム”flra”を送っていただきました。
僕の感想をメールで伝えたところ、その文をレビューとして
オフィシャルサイトに掲載してもらえることになったので、
こちらでも紹介させていただきます。
Liquid weeld (2007-12-06)
音の風景を堪能しました。じっくり浸れる音楽ですね。
作品全体を通して”波”のような心地よいうねりを感じました。
そして繊細な音の欠片はまるで、空気中を漂う光の粒のよう。
各々の微細な音素材から、全体を波打たせるマスタリング工程に至るまで、
統一されたヴィジョンが貫かれているように感じます。
透明な感情とでも言うのでしょうか、
どんな悲しみも、絶え間なくうつりゆく現象のひとつに過ぎない、
そんなことを想わせてくれる音世界です。
語らないことで感じさせるという表現に、深く共感します。
素敵な作品を届けていただいて、どうもありがとうございます。
この音楽と出会えて、とても嬉しいです。
Jake
ビートを排した、広がりのあるアンビエント・サウンドです。
Fenneszのように内省的なエレクトロニカが好きな方には特におすすめ。
liquid weeld official site
Mum (2002-05-28)
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僕はアイスランドへ行ったことはないけれど、あの国は冬のイメージを感じさせる。
(と思ったら実際は温暖な気候らしいけど)
このMumは特に、北国育ちの僕にとってなんだか懐かしさを感じる音世界を持っている。
家には暖炉。窓の外は雪景色。厳しい気候と人の優しさ。
つめたく澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んだ時のような、
あったかいスープがくれるほのかな幸せのような、そんな感覚が詰まってる。
透明感と暖かさに満ちた名盤。
Radiohead (2000-09-14)
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次は、新譜が話題のRadiohead。
全編に流れるひんやりとした空気。
静かに覚醒していくような感覚とともに、諦めにも似た安らぎに包まれる。
僕は一時期毎晩これを聴いて眠りについていた。
ある時、ステレオのアラームにこのアルバムをセットして目覚めに鳴るようにしてみたら、
あらら。案の定二度寝してしまいました。条件反射ってやつですね。
ちなみにRadioheadのアルバムではこれが一番好き。
Jeff Buckley (1994-08-25)
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正に運命を背負ったような儚さをまとったアルバム。
バンドの演奏は激しさとあたたかさを併せ持ち、しかもクール。
曲調にも音圧にも幅広いダイナミクスがあって、グッと引き込まれてしまう。
しかし何より心をとらえるのはあの、空を舞うような歌声。
時に鋭く突き刺さり、時に柔らかく包んでくれる。
声の持つ力を僕に強く感じさせてくれた1枚。
エイミー・マン(2001-03-23)
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凛とした表情に優しい声。クールなようであったかい。
しっとりした良い曲揃ってます。
映画『マグノリア』での「Save Me」は泣けた。
Elliott Smith (1997-02-25)
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せつなさが心に沁みてくる。
うつむきながら励ましてくれるような音。
サントラ,ジェフ・アレキサンダー,ジャクソン・C.フランク,ゴードン・ライトフット,ジョン・フルシアンテ (2003-11-28)
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セピア色のサウンドトラック。
ギャロ定食・フルシアンテ風味。
フレーミング・リップス (1999-06-09)
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夏・青い空の下を歩きながら聴くのにもってこい。
元気とかせつなさとかやさしさとかがふんわりとこみ上げてきます。
Godspeed You Black Emperor! (2000-11-07)
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暑苦しさを嵐で吹っ飛ばす1枚、ってか2枚組。
じっとりと汗ばんだ肌がびっしょりに、もしくは冷や汗に。
聴き終わる頃には疲れきってよく眠れるかも知れません。
Miles Davis,Wynton Kelly,Paul Chambers,Jimmy Cobb,Cannonball Adderley,John Coltrane,Bill Evans (1997-03-27)
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去年の夏はこのアルバムを毎晩のように聴いておりました。
照明を落として冷えたお酒とともに楽しめば、自分がちょっと粋に思えてきます。
聴くほどに味わい深くなる作品。