【動画】One Control “Honey Bee OD” / “Dyna Red Distortion 4K”

  • 2022-01-11 (火)

BJFEの名を知らしめた2機種の現在形

One Controlのペダル2種の動画を制作しました。デザインがリニューアルされた”Honey Bee OD”と”Dyna Red Distortion 4K”です。以前”Honey Bee OD”の動画に制作した楽曲を流用し、再録音しています。BJFEの名を知らしめた存在と言える2機種の現在形、その音を是非確認してみてください。

One Control | Honey Bee OD【ワンコントロール新デザイン版】

One Control | Dyna Red Distortion 4K【ワンコントロール新デザイン版】

使用機材
ギター
APⅡ MAF-8120GP
ギター・アンプ
Kemper Profiler :(使用モデル:Fender Deluxe Reverb)

“Honey Bee OD”

One Control BJFe Series Honey Bee ODは、現在のアンプライクペダルの礎を築いた、伝説のオーバードライブペダル、BJFE Honey Bee ODを、BJF本人の設計で新たに制作したペダルです。



オリジナルHoney Bee ODはオールドSuproアンプのサウンドからインスパイアを受けて制作され、2002年12月4日にリリースされました。
エレキギターとクリーン~クランチ程度に設定されたギターアンプに最適なオーバードライブペダルで、他のエフェクトや歪んだアンプと組み合わせても最適に動作し、太く暖かなオーバードライブキャラクターを作ります。
特に手元のタッチでクリーンからオーバードライブまで簡単に調整できるダイナミクス、その圧倒的なレスポンスは古い小さなアンプを使用したようなヘッドルームとフリーケンシーレスポンスで、大きなアンプであっても小型アンプでレコーディングしたような音色が得られます。



クリーンアンプに接続すればピッキングやギターVolumeにより音色での表現を高めることができます。フラット弦ではメロウなトーンに、ラウンド弦ではオールドスタイルの軽い歪みが得られます。


軽く歪ませたアンプをプッシュすると、コンボアンプ特有の倍音成分が歪むような特性が表れます。実際のゲインは高く設定していないのに強く歪ませたような迫力のトーンとなります。つまり、音色に芯と貫通力を持たせたまま、ゲインを上げたドライブトーンの迫力を同時に実現しています。


アンプ直前に接続し、音色全体を整えてソフトなレスポンスとローミッドを少し持ち上げる特性を作るプリアンプペダルのように使うこともできます。



Honey Bee ODは、長年制作される中で、細かな変更が施されています。基本の音色特性が変わることはありませんが、制作された時期により、細かな特性の違いがあります。


One Controlでは、リリース当初のHoney Bee ODと現在のHoney Bee ODの両方を選択可能としました。
Vintageモードは最初期のHoney Bee ODのサウンドです。マイルドでクラシックなオーバードライブトーンと共に、特有のハイレスポンスで甘いトーンを作ることができます。
Modernモードは、現在のHoney Bee ODのサウンドです。Vintageモードと比べ、軽くゲインアップされ、特にNatureノブの可変範囲の違いによるローエンドの出力が広くなり、現代的なシーンに合わせたトーンを作ることができます。



●コントロール
VOLUME:全体の音量を調整します。12時あたりの位置から音色の調整をスタートしてみてください。

DRIVE:歪みの強さを調整します。12時あたりの位置ではピッキングに強弱をつけることで歪みを手元でコントロールできます。
NATURE:音色全体の特性を微調整する周波数レンジのコントロールです。反時計回りで低域とローミッドが強めになり、時計回りではソフトなアウトプットが得られます。12時付近から少し反時計回りに下げたあたりを基本とし、音色の調整を行ってみてください。

VINTAGE/MODERN:初期のHoney Bee ODのサウンド(VINTAGE)と、現在のHoney Bee ODのサウンド(MODERN)を切替えます。


“Honey Bee OD”公式ページより


“Dyna Red Distortion 4K”

One Control BJFe Series Dyna Red Distortion 4Kは、BJFE Dyna Red Distortionの最終バージョンに、さらなる調整を加えたディストーションペダルです。

ダイナミックでハーモニック、そして“プレキシ”の風合いを持つディストーションペダルで、クランチ的なローゲインからヘヴィでザクザクとした音色まで、クリーンアンプで作ることができます。



Dyna Red Distortion 4Kでは新たにPRESENCEコントロールを追加しました。例えば、Trebleを高くしてブライトなトーンを作ろうとすると、アンプによってはトップエンドが響いてしまうことがあります。そんな時にPresenceを下げることで、きらびやかでありながら耳が痛くならないようなトーンを作ることができます。

Dyna Red Distortion 4Kは、真空管アンプのためだけのディストーションではありません。クリーンなソリッドステートアンプを組み合わせてもそのサウンドは素晴らしく、ディストーションでありながら真空管のようなダイナミックなコントロールを加えることも可能です。



DRIVEコントロールは広く音色を作ることができます。特に12時を超えるとアグレッシブなディストーションサウンドとなります。ですが音は明瞭で、また長いサステインも特徴です。DRIVEを12時より低く設定すると、ゲインブースターのように使うこともできます。DRDの前段にオーバードライブを設置したり、ヘヴィなディストーションをギターのVolumeでクリーンまで調整したい場合にも有効です。11時あたりから設定を始めてみてください。



●コントロール

VOLUME:全体の音量を調整します。エフェクトON/OFFでの音量バランスを調整するように使うこともできます。

DRIVE:歪みの強さとサステインを調整します。低く設定すればセンシティブで、強く弦を弾くと歪みが乗るようなディストーションとして、高く設定すればコンプレッションが強くなり、タッチセンシティブなサウンドから安定志向な音色へと変貌を遂げます。

TREBLE:アウトプットシグナルの高域を調整します。また、エフェクトON/OFFでの音色のバランスコントロールとしても有効です。

PRESENCE:TREBLEコントロールよりさらに上の帯域を調整します。TREBLEノブの設定と合わせて音色のバランスをコントロールできます。

“Dyna Red Distortion 4K”公式ページより


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