【THE MORTAL】Jakeツアー機材紹介#2

  • 2015-12-13 (日)

THE MORTAL | Jake's Rig

“TOUR THE MORTAL 2015” Jakeのペダルボード

THE MORTALのツアー”TOUR THE MORTAL 2015″の機材紹介第2弾です。
前回はギターとアンプを紹介しましたが、今回はペダルボードです。
ツアーで使用したエフェクターについて解説します。


Effectors

Pedalsboards at NHK Hall
上はツアー最終公演時の、私の足元の写真です。
大きめのペダルボードと前回も紹介したLine 6 POD HD500が並んでいます。
左上に見えるモニター・スピーカーは、ギターのフィードバックが欲しい曲のみオンにしています。

ペダルボードにはOne ControlのスイッチャーOC-10を中心にしたシステムを組んでいます。
ツアー中に中身を入れ替えたり配置を変えたりしたので、レイアウトや配線がちょっと荒いのはご愛嬌…。

それではペダルボードの中身を解説していきましょう。
ボードの拡大画像とペダル群のリストです。
Jake's pedalboard at NHK Hall

  1. One Control Crocodile Tail Loop OC10
  2. One Control Prussian Blue Reverb
  3. Mad Professor Mellow Yellow Tremolo
  4. SviSound Ge Fuzz V3.2 ART
  5. Phantom Fx × Shun Nokina Bells
  6. Anasounds Savage
  7. Noel Cornet
  8. Durham Electronics Sex Drive
  9. JHS Pedals Emperor
  10. One Control Granith Grey Booster
  11. Chase Bliss Audio Wombtone
  12. One Control Sea Turquoise Delay
  13. Hungry Robot Pedals Moby Dick
  14. TC Electronic Polytune
  15. One Control Distro (Red & Gold)

それぞれの機材について解説していきます。

One Control Crocodile Tail Loop OC10

One Control OC10
One Controlの多機能スイッチャーCrocodile Tail Loop OC10です。
今回のツアーではこのOC10を中枢としてペダルボードを組んでいます。
10個のループを使い、プログラム・モードで使用しました。
このスイッチャーのおかげで多様なルーティングを制御出来ました。

簡単な操作性と、機能に対してコンパクトなサイズが採用の決め手でした。
更には内蔵のBJF Bufferによるハリのある音も、音抜けの良さに繋がりました。

ステージ袖には専用リンク・ケーブルで繋いだもう1台のOC10があり、ギター・テックによる操作も可能なシステムにしています。

パッチ・ケーブルには主にLava Cable TightRope Solder Free Kitを、部分的にGeorge L’s 155を使用しました。

One Control Prussian Blue Reverb

One Control Prussian Blue Reverb
One ControlのリバーブPrussian Blue Reverbです。デモ動画とレビュー記事を公開していますので、是非そちらを参考にしてください。
今回はナチュラルなリバーブではなく、Kill Dryモードで幽幻なエフェクトとして使いました。

ちなみにこのリバーブは私の周りで実に好評で、THE MORTALのギター村田有希生とベース三代堅、更にはエンジニアのKoni-Youngもこのペダルを所有しています。
レコーディングでも活用しましたし、THE MORTALのギター・サウンドを支える1台と言えます。

Mad Professor Mellow Yellow Tremolo

Mad Professor Mellow Yellow Tremolo
Mad ProfessorのトレモロMellow Yellow Tremoloです。
名前の通りメロウな、ヴィンテージ・アンプのトレモロのような揺れとトーンを演出します。

このトレモロと上記のPrussian Blue ReverbOC10のループ数の都合で同じループに入れてあり、曲によってオン/オフを切り替えています。

SviSound Ge Fuzz V3.2 ART

SviSound Ge Fuzz V3.2  ART
ブルガリアのSviSoundによるファズGe Fuzz V3.2 ARTです。
このブランドはスチームパンク・テイストのペダルを多く発表していますが、このモデルは特にゴージャスなルックスになっています。
金属の質感に加え、大きなガラス・カバーの付いたLEDが一際目立ちます。しかもこのLED、音の強弱によって色が変化するという仕掛けです。

ルックスも実に魅力的ですが、勿論音に惹かれて導入しています。
Big MuffFuzz Faceといった王道のファズに近い要素もありつつ、そのどちらでも無い個性を持っています。
図太く荒々しい歪みでありながら、どこかあたたかさを感じさせるファズです。

Phantom Fx × Shun Nokina Bells

Phantom Fx × Shun Nokina Bells
戸高賢史(Art-School, Ropes, Crypt City, Monoeyes)のエフェクター・ブランドPhantom fxと、Leqtiqueを主宰するShun Nokinaのコラボによるオーバードライブ、Bellsです。
BJFE Honey Bee Overdriveをベースとしつつも、このモデルならではの個性を持ったオーバードライブです。
荒さやあたたかさを合わせ持つ味わい深い音色で、タッチへの反応も良く特に気に入っています。
ダークな空気感を持った歪みがTHE MORTALの世界観に合うという事もあり、メインのオーバードライブとして使用しました。

組み込みは勿論、塗装もハンドメイドでとても凝っています。
特に美しいこの個体はToddyが私の為に選んでくれたものです。

Anasounds Savage

Anasounds Savage
フランスのAnasoundsによるオーバードライブSavageです。
Klon Centaurをベースに発展させたペダルです。「Mortal」や「サヨナラワルツ」のリードで使いました。
ナチュラルな太さと抜けの良さ、ニュアンスに色気を加えてくれる所が魅力です。
ウッド・パネルや緑のインジケーターなど、独特なセンスのデザインも気に入っています。

Noel Cornet

Noel Cornet
NoelのファズCornetです。
このペダルについてもデモ動画とレビューを書いていますので是非。
所謂ロシアン・マフをベースとしたファズですが、独特の繊細さがありニュアンスを出しやすいです。
太いながらもどこか枯れた質感を持っていて、抜けも良いです。

前出のファズSviSound Ge Fuzzはリズム主体の荒々しい音色に、このCornetは主にリードにと使い分けました。

Durham Electronics Sex Drive

Durham Electronics Sex Drive
テキサスのDurham Electronics製クリーン・ブースターSex Driveです。
これは2008年製の初期型でラージ・ボックス仕様です。(現行モデルはMXRサイズのスモール・ボックス)
輪郭が際立ち、艶を加えてくれるブースターです。
レベル的にはあまりブーストさせていないのですが、エッジ感が強くなり音が前に出てきます。
クリーン/歪みともに、際立たせたいパートで使用しています。

JHS Pedals Emperor

JHS Pedals Emperor
JHS Pedalsのアナログ・コーラスEmperorです。
アナログならではのモジュレーションが魅力です。このペダルに搭載されたバッファーも上質で、通すだけで太さと温かみが加わります。
バッファーにより若干音圧が上がるので、後述のGranith Grey Boosterを組み合わせてレベル調整しています。

このペダルは私と村田有希生の二人ともが所有しており、THE MORTALのギター・サウンドに欠かせないアイテムとなっています。

One Control Granith Grey Booster

One Control Granith Grey Booster
One Controlのクリーン・ブースターGranith Grey Boosterです。
前出のSex Driveとは異なり、原音に味付けをしない素直なブースターです。
今回はゲインを上げるのではなく、上記のコーラスEmperorの音圧を下げ聴感上のバランスを取る為に若干ゲインを下げています。
ゲインを下げても音がくぐもらず輪郭を保つのが、このブースターの特色です。

Chase Bliss Audio Wombtone

Chase Bliss Audio Wombtone
Chase Bliss AudioのフェイザーWombtoneです。
パラメーターが多く非常に多機能なフェイザーです。
使いこなすのが若干難しいですが、その分多くの可能性を持つモジュレーションです。
「Spirit」や「Dead Can Dance」などで速いスピードのフェイザーとして使っています。

One Control Sea Turquoise Delay

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One Controlから2016年1月に発売されるディレイ、Sea Turquoise Delayです。
ツアーの時点(2015年11月)では勿論未発売だったのですが、サンプル品を特別に使わせていただきました。
クリアかつやわらかい感触の心地良いディレイで、リードの奥行きを出す用途等に使用しました。

近々改めてこのブログでレビュー予定です。

Hungry Robot Pedals Moby Dick

Hungry Robot Pedals Moby Dick
Hungry Robot Pedalsのディレイ、Moby Dickです。
デジタルながら、テープ・エコーのようなアナログ的トーンを持ったディレイです。
タップ・テンポを用いて主にリズミックなディレイに使った他、「ハレルヤ!」「EXPLOSION」等では発振させてツマミをいじったりとノイズ・マシーンとしても活用しました。

TC Electronic Polytune

TC Electronic Polytune
ポリフォニック・チューナーの定番、TC Electronic Polytuneです。
発売当初に入手して以来すっかりこの操作感に慣れてしまっているので、私には欠かせないアイテムです。

One Control Distro

One Control Distro
One ControlのパワーサプライDistroです。
今回は使用ペダルが多いので2台を導入しました。
カラーバリエーションが豊富ですが、私が使用しているのはゴールドと限定色レッドです。
コンパクトながら安心感のあるパワーサプライです。


我ながら、見ているだけでも楽しいボードになりました。
見た目も音も良いペダルを揃えてご満悦でした。

ギターやアンプも含めて多くの方の協力を得たおかげで今回のシステムを構築出来ました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

機材協力
Fujigen
Lep International
フーチーズ
Kemper
特撮ギター研究所

ライブ映像作品発売決定

IMMORTAL
このツアーの最終公演を完全収録したDVD/Blu-rayの発売が決定しました。
2016年3月9日発売予定です。
記念すべきライブの記録を、是非味わって欲しいです。
詳しくは下記URLを参照くださいませ。

THE MORTAL オフィシャルHP
http://the-mortal.com

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