【THE MORTAL】Jakeツアー機材紹介#1

  • 2015-12-06 (日)

THE MORTAL | at NHK Hall

“TOUR THE MORTAL 2015” Jakeの使用機材

THE MORTALのツアー”TOUR THE MORTAL 2015″が無事終了しました。
ミニアルバム「Spirit」とフルアルバム「I AM MORTAL」からの全曲と、櫻井敦司ソロ「愛の惑星」から数曲を交えた全22曲という濃厚なセットリストでした。
おかげさまで各地で好評を得まして、自分としてもかなり手応えを感じたツアーでした。
お越しいただいた皆さん、どうもありがとうございました!

BARKS | THE MORTAL、初ツアー最終日に櫻井敦司が観衆と交わした“蘇生”の約束
http://www.barks.jp/news/?id=1000121958

さて、このツアーで使用した私の機材を紹介します。
私のここ数年の機材を総括するようなシステムになっていると思います。
まず今回はギターとアンプを、そして次回はペダル・ボードを解説します。

Guitars

まずはツアーで使用したギター4本を紹介します。

FGN NST200

Jake & FGN NST200
Photo by Eri Shibata

今回のメイン・ギターはフジゲンのネオ・クラシックというシリーズのストラトキャスターです。
ベーシックはこちらのモデルで、基本的にはストックのままです。
ピックガードをべっ甲柄に変更し、トレモロ・スプリングをRaw Vintageに換えています。
その他、ポットのトルクが私には柔らか過ぎたので、少し固い感触のものに換えました。

スタンダードなストラト・タイプでリーズナブルな価格のギターですが、独特の粘り感や芯の太さがありとても気に入っています。
THE MORTALのレコーディングではこのモデルの色違い、白いNST200をメインとして使用しました。
最近ではエフェクターのデモ動画数本にも使用しています。

特撮ギター研究所 Open Hatch 01

特撮ギター研究所 | Open Hatch 01
特撮ギター研究所の製作によるレスポール・タイプのギターです。
「Mortal」「サヨナラワルツ」というライブ本編終盤の2曲で使用しました。
なんといってもこのスチームパンク感あふれるルックスが圧巻です。
サウンドはレスポールらしくソリッドで太いトーンを持っています。
今回のセットリストはシングルコイルが合う曲が多かったので出番は少なめでしたが、それでも大きな存在感を放っていたのではないでしょうか。

詳細なスペックは不明ですが、ダンカン製のピックアップ搭載との事でした。

Martinez MCG-BK09 PU

Martinez MCG-BK09 PU
「Mortal」「サヨナラワルツ」「新月」「猫」で使用したガット・ギターです。
本来は座って弾くタイプのギターですが、スタンドに固定して立って弾きました。
ちなみにもう一人のギタリスト、村田有希生も同様に黒いギターをスタンドに固定していました。
スタンド固定の黒いアコギが2本並ぶステージなんて滅多に無いと思います。

ガット・ギター内蔵のピエゾ・ピックアップとプリアンプからのライン回線をPAへ直接送っています。
プリアンプのEQをいじった程度で自分ではほぼ音作りをしていない状態だったのですが、ライブに来てくれた土屋昌巳さんから「今までライブで聴いた中で最高のガット・ギターの音だった」と実に光栄なお言葉をいただきました。
そんな音に仕上げてくれたPAの畔柳さんには感謝するばかりです。

Line 6 JTV-69

Line 6 | JTV69
私が数年愛用しているモデリング・ギター、Line 6製James Tyler Variaxです。
このギターならでは特長を活かし、後述のLine 6 POD HD500と連動させています。
「SACRIFICE」「CITIES IN DUST」「予感」そしてアンコールでのギター・ソロで使用しました。
オルタネート・チューニング機能を使ってドロップDにしたり、モデリングによる12弦アコースティックと通常のピックアップによるサウンドを曲中で切り換えたり、
PODの空間系エフェクトを活用したりという使い方でした。

このギターも基本的にストックのままですが、Zodiac Worksにより若干のモディファイを施している他、トレモロ・スプリングをRaw Vintageに換装済みです。

Amp

続いてはアンプです。
私はここ数年、ライブで通常のギター・アンプを使う事が少なくなっています。
「モデリング」「プロファイリング」等ブランドによって色んな呼び方がありますが、所謂「アンプ・シミュレーター」を使用しています。
今回のツアーでもそのスタイルを発展させたシステムにしました。

キャビネットは使用せず、ラインでPAへ送っています。
モニターはイヤモニです。足元にはモニター・スピーカーを置いてあるのですが、これはギターをフィードバックさせたい曲のみ有効にしています。
基本的には背後や足元からは音が鳴っていないという、ギタリストにしてはかなり静かな環境です。
人により好みが分かれるモニター環境ですが、私には実に快適でした。

Kemper Profiling Amplifier

Kemper Profiling Amplifier
メイン・アンプはKemper Profiling Amplifierです。
今回使用したのはパワー・アンプ非搭載のラック・タイプです。
THE MORTALのレコーディング中盤から使い始め、即気に入って使い続けています。

Kemperは、どんなアンプの音も取り込む「プロファイリング」機能によって膨大な音作りの幅を持っています。
その他にも先進的な要素を多数取り入れた、非常に多機能な機材です。
エフェクト等も豊富ですし色んなアンプ・サウンドを使い分ける事も可能なのですが、今回はごくシンプルに「1台のギター・アンプ」として使用しました。
使用したアンプ・サウンドも「Fender Bassman」のみ。
ストラトとレスポールで若干設定を変えただけの、ある意味贅沢な使い方でした。
(ちなみにこの「Fender Bassman」は日本の某有名ギタリストがプロファイリングした、かなり上質なリグです。)

Kemperで特に気に入っている所は、タッチへの反応性や空気感、そして音抜けの良さです。
芯の太い音色は、爆音のアンサンブルの中でも気持ちよく抜けてくれます。

Line 6 POD HD500

Line 6 | POD HD500
Line 6のマルチ・エフェクターPOD HD500です。
こちらは前出のモデリング・ギター、Line 6 JTV-69専用のエフェクト&アンプとして数曲で使用しました。
使用したアンプのモデリングはVOX AC30です。アコースティック・サウンドを使う際にはアンプ機能をバイパスしています。
アンプ・シミュレーターとして、そしてマルチ・エフェクターとして数年活用している機材です。
Kemperではいわば王道の音作りを、そしてPODではよりエフェクティブなトーンを演出しました。


次回はエフェクターボードを紹介します。
どうぞお楽しみに。

機材協力
Fujigen
Lep International
フーチーズ
Kemper
特撮ギター研究所

FGN NST200 | ミュージックランドKEY

NST200_DS02803621

Kemper Profiling Amplifier Rack | ミュージックランドKEY

Kemper_DS02216085


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